★初めに ご注意★

この話は、6月のイベント発行予定の
エドにゃん・おとなのえほん        
『ないしょ の エドにゃん』
プロトタイプです。

設定は同じですが、
18Rさ加減がかなりおとなしめです。
完成版は量・質ともにこれの3倍以上あります…(;゚д゚)

例えるなら量産型ジムとジャスティスガンダムくらい違います
(↑判り難い

しかも「絵本」を意識したため平仮名まみれで読みづらいです。

しかもこの段階ではロイエド前提ですが…うにゃむにゃ…な話です。


それでもいいよ。覚悟はあるよ、というやさしい方は

ずずいと、スクロールプリーズで。


























あ…触○ネタですよ、一応…いいですか??



















《ないしょ の エドにゃん》

エドにゃん とことこ 森の中。

ちいさな手には かご さげて。



「エドにゃん エドにゃん どこいくの?」

えだから ことりが たずねます。

「もりの おくまで さがしもの」

だって きょうは とくべつなひ。だいすきな ごしゅじんさまの おたんじょうび。

はじめて おいわいできるから、さがしにいこう プレゼント。


「ねぇ ごしゅじんしゃまの まどで おいわいのうた うたってくれにゃい?」

「ぶるぶる とんでもない。

 くろい まほうつかいに つかまったら はねを きられて かごのなか」

「そんなこと にゃい やさしいよ」


できそこないの つかいま でも、ひろって そだててくれた ひと。



「エドにゃん エドにゃん どこいくの?」

ぱしゃんと さかなが たずねます。

「すてきな ものが あるところ」

なにか しらない? きれいな おくりもの。

「ねぇ ごしゅじんしゃまの いけで ひらひら およいで みせてあげてよ」

「ぶるぶる とんでもない。

 くろい まほうつかいに みられたら うろこ はがされ なべのなか」

「そんなこと しにゃい。 やさしいよ」



だけど もりのみんなは こわがって、エドにゃんの あとを みおくるばかり。



「どうしよう こまったにゃ」

さがしたいのに わからない。みつけたいのに プレゼント。

みんなが こわがるひと だから、じぶん だけでも おいわい したい。

「エドにゃん いいこと おしえよう」

くすん と すわりこんでたら、まっかな とかげが あらわれた。

「このさき まっすぐ いった わかれみち、みぎの こみちへ いってごらん。
 
 さきには おおきな はなばたけ」



「おはな!」

それは すてき。なんて いいかんがえ。

きれいな おはな たくさんつんで、おいわいしよう たんじょうび。

みみと しっぽを ぴん と たて、エドにゃん とことこ あるきだす。



しばらくいけば わかれみち。

おおきな たてふだ、よめない じ。

だけど ちっとも こまらない。ごしゅじんさまが おしえてくれた。


「ナイフが みぎ。フォークが ひだり」


だけど エドにゃん おもいだすのは じぶんが たべてる とこばかり。

「フォークで こうやって たべるから…。 こっちが みぎ!」



あれあれ たいへん。

エドにゃん、とことこ あるきだす。

じしん いっぱい はんたいに。




もり が どんどん ふかくなる。

あたり は どんどん くらくなる。

それでも エドにゃん きにしない。

しっぽ ふりふり おはな を さがす。

「あ、れ?」

きづいた とき には もう おそい。

エドにゃん まっくろまほう の もりのなか。



「おはな にゃいよ?」

ぽつり と こくび を かしげたら、ちいさな こえ が へんじする。

『こっちだよ』

「だぁれ? だれか いるの?」

『こっち こっち』

ふしぎな こえ。

エドにゃん さそわれ もりのおく。そこで こねこが あったのは…。



「ふわあっ!」

おおきな おめめ を みひらいて、エドにゃん びっくり あとずさり。

いきなり ぽっかり ひろばの まんなか。みどりの つるばら ただひとつ。

『こっちよ こっち ここに いる』

「おれを よんだの つるばらしゃん?」

『そうさ いいこだ こちら へ おいで』

いわれて そばに ちかづけば、ほんのり なんだか いいかおり。



『おまえは はなが ほしいのか。わたしは はなを さかせたい』

みれば みどりの はの なかに、いくつも うもれた ちいさな つぼみ。

『はなを さかせて くれたなら はんぶん わけて あげるのに』

なんてすてきな おやくそく。 エドにゃん よろこび もうむちゅう。

「なにが ほしいの? さくために」

おみず? おひさま? それともなぁに?

にこにこ エドにゃん ちかづいて、おはなし きこうとした ときに…。

 

「にあっ!?」

しゅるん!

いきなり みどりの つるが のび、こねこの あしに まきついた。

エドにゃん ころんだ そのとたん、つるばら しゅるしゅる うごきだす。

『ほしい。ほしいぞ さくために。いきもの の ちから、あかい みつ』



「ひ…あ、ぁ…」

ひとつの つるは あしくびに。もひとつ つるは ふとももに。

それから もひとつ ふくのなか。

ぺたりぺたりと はいまわり、どんどん エドにゃん おおってく。


「い、や…やだ…っ、なにぃ…!?」

びりびりと ふくを はぎとられ、おてても あしも つながれて、

エドにゃん ゆらゆら ちゅうに うく。


「い…っ、いたい、よお…」

ぱたぱた しっぽが うごくけど、それでも とまらぬ つるばらは。



『よこせ。よこせよ、さくために。いのち の あかし、しろい みつ』

「に、あ…ああぁ…っ」

ほそい みどりは むねのうえ。うすいピンクに すいついて、

かりりと きつく はだを さす。

「ひ!…に、ぃ…あ、あ…」

ぷくんと うかぶ あかいみつ。ぺろりと なめられ せが しなる。



『おいしい おいしい あかい みつ』

『しろい みつは まだ でない?』

『まだまだ でない。まだ でない』

「ふ…ぇ…っ…。あ、ぁ…、んなの…な、い…よぉ…」

いつのまにやら ふえるこえ。つるばら つるばら からみつく。

「ひにゃ…っ、に、あ、あぁ…ん」

『ここだ、ここから しろいみつ』

「あっ!…そ、んな…トコ、だめぇ…」

みどりの つるは いくえにも エドにゃんの くきに まきついて。

「あ、にゃ、あ、ああぁ…っ」

ぴちゃり ぴちゃりと なめられて、こねこ おどろき いきも できない。

つるの うごきに あやつられ、あしと しっぽが ぴくぴくと。



『でない、でないぞ しろいみつ』

『ここから でてくる はずなのに』

「にゃっ!…あ、ああああああんっ!」

するんと のびでた ほそいえだ。エドにゃんの さきに つきささり。

うぶげ さかだつ いたがゆさ。しろい せなかが そりかえる。



『あった あったよ。しろいみつ』

『ちょうだい ちょうだい こっちにも』

こえと どうじに みどりの つるが おんなじあなに はいろうと。


「や、やぁぁっ!いたい、いたいよお…やめ…」


だけど ほそくて はいれない。それじゃ こんどは ちがう ばしょ。

『ここから はいって はかせよう。みんな のみたい しろいみつ』



「…ひゃ、やんっ! や、あ、やだやだ、やだぁ。はなしてぇ…」

こねこの あしを わりひらき、つるばら するする はいりこむ。

エドにゃんの おくの もっとおく。



「いやだ、きもち…わる…っ。ひ、や、あぁん」

ゆびよりほそい つるばらが ちろちろ まわりを なでさする。

さきから ねばつく えき だして、エドにゃん からだは すっかりべたべた。

「に…あ、あぁ、…ひ、にゃん…っ!」

つぷりと ひとつ はいったら、つづくよ つづく、なんぼんも。

ふといの ほそいの なんぼんも。

あしを おおきく ひらかれて、すべて さらして なくばかり。



『ここだ みつけた みつのもと』

「い、い…いや。なに?なにこれぇ? やめて、やめ…っ。ぁあああああっ!」

ぐいと おなかのなか おされ、エドにゃん さけんで みつを はく。

みどりのつるの ただなかに。

つるばら よろこび すいあげて、もっともっとと あばれだす。

「も…ゆるし…あ、ああっ! ひ! にぁ、ああ…っ」

『ひとつ さいたよ。やくそくだ』

エドにゃんの てに しろいばら。

にぎって そのまま ゆさぶられ、それでも はなさぬ プレゼント。



そうして エドにゃん はなつたび、まっしろな はな、ぽんと さく。

はなびら いろどる あかいふち。エドにゃん ながした あかと しろ。

『うれしい うれしい たくさん さいた』

『おいしい おいしい もっと さかそう』

うごめく みどりに つらぬかれ。まえも うしろも くちさえも。

エドにゃん こえすら うしなって。



「そのくらいに しておけ」



「……に…ぁ…?」

エドにゃん ぐったり たおれるまえに、ごしゅじんさまの こえをきく。

『どうして どうして やくそくだ』

『このもりに きたら えさでいい』

『このこ おいしい はなせない』




ぱちん。

『ぎゃああぁっ』

ごしゅじんさまが ゆびならす。みどりのつるが やききれる。

「それだけ さけば じゅうぶんだろう。こいつは わたしの ものだから」

しぶしぶ こねこを さしだせば、うつろな ひとみ うでのなか。

「ご…しゅじ、しゃ…ま。おたんじょ、び…、お、はな…」

ようやく それだけ くちひらき、そのまま エドにゃん ぐったりと。





それから?



ごしゅじんさまの たんじょうび。おいわいできたの すこしさき。

もちろん へやには しろいばら。

みると どきどきするけれど、それでも うれしい かざられて。



それにね ひみつ、ないしょだよ。

すてきなおいわい みれたから、ロイと なまえで よんでいい。

そんな やくそく もらえたの。



すてきな すてきな ばーすでぃ。 


もとが絵本のイメージだったので、童話っぽくあがいてみました。
楽しかったのですが、どうにもEROさが足りないので全面改訂!

頭の中が「ノン○ン」だったのが敗因でしょうか(笑


最後まで読んでくださったアナタにこっそりプレゼント。

コチラが、妄想の発端 BY,JIOですよ、ふふ。





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GJ

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